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無症候期

急性感染期を過ぎた後、症状は全くなくなり、5年~10年は症状に悩まされることなく、普通に生活することができるようになります。

しかし、それはHIV増殖が一度、減退するということではありません。

体内では相変わらずHIVは増殖を続けていますが、体に残る免疫機能がこの時期に活躍して、HIVに対抗し、ウィルス量の均衡を保っているのです。

これは、「CD4陽性T細胞」という免疫担当の細胞(リンパ球の一種でもある)がHIV量に見合うだけ作られているからです。

急性感染期と併せて考えると、風邪を引いたような気がして、しかもそれが治ってしまったと勘違いしやすい時期ともいえ、一向にHIV感染に気づくことはありません。

ましてや、それが5年~10年続くと、余計に自分がHIV感染をしているとは考えなくなるでしょう。

ただ、もしこの時期にHIV検査を受ければ、間違いなく陽性反応になるのです。

体内では免疫機能破壊勢力が力を増してきているのに、体でそれを感じないのが、ある意味では大きな痛手です。

偶然、検査を受けてHIV感染を見つける人もいるようですが、多くの人は、最後の「エイズ期」まで気づかずに過ごすことにもなります。

しかし、いずれT細胞はHIVに力負けしていきます。

数年経つと免疫機能が格段に衰え、T細胞は増殖できなくなり、エイズ発症のステップを上がることになります。

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