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1981年、最初の患者発見

エイズの患者が初めて確認されたのは、1981年、アメリカでのことです。

最もこの時点では、まだ「エイズ」という呼び名もなく、何が原因で患者が死んでいくのかを解明できていませんでしたが、5人のゲイである患者が立て続けにカポジ肉腫(皮膚ガンの一種)で死亡し、その体を解剖した結果、免疫不全による死ということが確認されたました。

また、カリニ肺炎という、免疫が低い状態でしか発症しない肺炎にも数人のゲイがかかり、同じく死亡しました。

これらを受けて、また解剖結果も踏まえ、「後天性免疫不全症候群=エイズ」による死と診断を下したのです。

この時、初めて「エイズ」という言葉が使われました。

しかし、ウィルスが特定され、「HIV」という呼び名が使われるようになるのは、それから数年経ってのことです。

エイズにより死亡した患者は、いずれもゲイでした。

このことから「ゲイ特有の病気」とも呼ばれるようになり、世間はゲイに対して差別的な意識を持つようになりました。

更に、麻薬常用者にも相次いでエイズによる死亡が確認され、より一層「過剰な快楽主義による神様からの天罰」という風潮が高まることになってしまったのです。

このため、エイズに関する初期段階の研究が、大幅に遅れることになりました。

しかし、一度研究が進み出すと、これがゲイや麻薬常用者特有の病気ではなく、誰にでもあり得る恐ろしい病気ということがわかっていきます。

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