HIV・エイズガイド【症状・検査・治療法を解説】 TOP > 母子感染

母子感染

母子感染は、大きく3種類に分けることができます。

1.胎内感染
2.産道感染
3.母乳感染

1.胎内感染

胎児が子宮内で感染するケースです。

この場合は、感染防止をするのが大変難しいのですが、HAART療法(複数の抗HIV薬を組み合わせてエイズ発症やウィルス増加を防ぐ療法)を妊娠中から行うことで、その感染確率をかなり下げることができます。

2.産道感染

産道感染では、母親が出産の過程で大量の出血や体液分泌があり、それを浴びることで新生児が感染するケースです。

この場合、帝王切開に出産方法を切り替えることで、感染を防ぐことが可能です。

3.母乳感染

母乳にもHIVが含まれているので、感染する確率は高くなるでしょう。

但し、これは赤ちゃんに粉ミルクを与えることで、感染確率をゼロにすることができます。

ここまででお分かりかと思いますが、産道感染と母乳感染に関しては、完全に防ぐ方法があるので、問題は胎内感染だけ、ということになります。

但し、HAART療法を適切に受ければ、その感染確率はぐっと下げることができます。

よく女性エイズ患者の相談で、「私が子供を生んでも大丈夫だろうか?」というものがあるそうですが、現在の医学をもって万全に備えれば、かなり高い確率で母子感染を防ぐことができます。

ですから、妊娠前から医療機関と相談し、計画的な妊娠・出産のプロセスを踏むことが何より大切だと思います。

自宅で簡単にHIV(エイズウィルス)チェック

ふじメディカル 自宅で簡単にHIV(エイズウィルス)チェックするなら、10年以上の確かな実績がある「ふじメディカル」がおすすめ。
神奈川県横浜市の衛生検査所 第8030号に登録されているので、信頼感があります。

郵送検査なので匿名で性病検査ができ、2日で検査が出るクイックレスポンス。
SDA法(遺伝子検査)核酸増幅法による精度の高い検査です。

詳細はこちら ⇒ ふじメディカル

HIV/AIDSの概要

エイズの歴史

HIV感染の経路

様々な症状進行過程

様々な症状進行過程 - エイズ期

HIV検査について

現在の治療法

世界での取り組み

HIV/AIDS関連の事件