HIV・エイズガイド【症状・検査・治療法を解説】 TOP > 急性感染期

急性感染期

HIVに感染した直後の2週間~8週間を「急性感染期」といいます。

この感染期の間に、50%以上の人に何かしらの症状が出ますが、それはエイズ特有の症状ではありません。

主に出るのがインフルエンザに似た症状ですが、これは誰にでも起こり得る病気といえます。

ですから、体調不良になっても、この時点でHIV感染に気づくことは大変難しいとされています。

それにも関わらず、血中のHIV量はかなり高くなっているので不思議な話なのですが、ウィルス量が増えていき、本格的に免疫能力が破壊され始めるまで、普通に過ごす人が多いといいます。

そのほかに考えられる症状は、以下の通りです。

・高熱
・倦怠感
・体重の減少
・下痢
・嘔吐
・筋肉痛/関節痛
・リンパ節の腫脹(主に首辺り)
・性器の潰瘍
・喉痛
・咳
・神経症

これらの症状は、HIVが体内で増え始めるに当たり、それに体内の免疫機能が必死になって抵抗するために起こるものです。

稀にこういった症状が持病化して継続することがありますが、大体の自覚症状は、1~2週間で消えてしまいます。

風邪を引く → 治る」という、完全に日常であり得るパターンです。

HIV検査で、この時期に明確な診断を得るのは困難です。

これは、HIV抗体がまだ検査結果に反映されるほど多くなっていないからです。

通常、HIV検査は、感染後10週間以上経つのが望ましいとされています。

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